俳優として活動する傍ら、米ポップ・ロック・バンド「R5」のメンバーとしても活躍するロス・リンチが、最新主演映画「My friend Dahmer(原題)」について語った。
ロスは「My friend Dahmer」にて、実在した連続殺人鬼ジェフリー・ダーマーを熱演。ジェフリー・ダーマーは、18歳から31歳までの間に17人を殺害、当時の全米市民を震撼させた人物だ。本作では、ティーンエイジャー時代のジェフリーについて描いており、ジェフリーと両親の冷え切った関係や、人殺しをするまでの過程が説明される。
「オースティン & アリー」や「ティーン・ビーチ」シリーズなど、キラキラとした青春作品から一転、今回“連続殺人鬼”という難しい役柄に挑んだロス。俳優としてまた一段成長したわけだが、そもそも彼がなぜ連続殺人気の役を引き受けようと決めたのだろうか。ロスはW誌に対し次のように答えている。「それを見る人がショックを受けるだろうって思ったからさ」
その一方でロスは「もし、連続殺人鬼を演じることになるだろうって5年前に言われたとしたら、絶対に無理ってなるだろうね」とも発言。今の自分だからこそ演じられた役柄だと語った。
また、ロスは1994年に死亡したジェフリーに対して、今も共感しているという。「ああ、間違いないね」「自分が演じるすべてのキャラクターに対して共感できなきゃだめさ。だけど、最初に脚本を読んだとき、僕が最もショックを受けたのは、そこに描かれているすべての人たちに対して悲しいと感じたことだね」
【予告】映画「My Friend Dahmer」