2001年から2011年にかけて8作品が公開されたJ・K・ローリング原作の大ヒット映画シリーズ「ハリー・ポッター」のビックリな秘話を米セブンティーンが特集した。
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ハーマイオニー役はエマ・ワトソンじゃなかったかも!?
キャスティング・チームは、役にぴったりの子供を求めて英国中の小学校に出向きオーディションを開催。生徒たちは積極的に参加したが、エマ・ワトソンは全く興味が湧かず、オーディションを受けるつもりはなかった。しかしエマがぴったりだと感じた彼女の教師がオーディションを受けるようにと強く勧め、オーディションの最後の参加者としてキャスティング・チームの前に姿を現し、トントン拍子に話が進んでいった。もし、教師がエマに勧めなかったら、ハーマイオニーは別の少女が演じることになっただろう。
ホグワーツの入学許可証は手書きだった!
主人公のハリー・ポッターが受け取ったホグワーツ魔法学校の入学許可証は、重厚なもので、内容は美しい筆記体で記されているが、実はこれ、映画のグラフィック・チームが慎重に手書きし、重厚な雰囲気に仕上げたものである。しかし最初に完成した許可証は重すぎてフクロウが運べないことが判明。軽い紙を使い、一から作り直したものが映画に登場した。
July 29, 1991: Many Hogwarts letters, all addressed to Harry Potter, poured through the Dursley's chimney. pic.twitter.com/iHeQMoiHBT
— Harry Potter Universe (@HPotterUniverse) July 29, 2017
原作通りにいかなかったハリーの「〇〇」とハーマイオニーの「〇〇」
原作では、ハリー・ポッターの目は緑、ハーマイオニーは出っ歯という設定。映画でもそうしようと、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフに緑のコンタクトレンズをつけたが、レンズにひどいアレルギー反応を起こす体質だと判明し断念。ハーマイオニー役のエマはニセの出っ歯をつけると上手く喋れなくなってしまい、こちらも断念することとなった。
The producers tried to give Daniel Radcliffe green eyes like in the books. Sadly, Daniel had a allergic reaction to his green contacts. pic.twitter.com/rQRV9ZG2az
— Harry Potter ⚡️ (@TheDailyHPotter) January 25, 2017
ホグワーツ図書館は実在する!
雰囲気満点のホグワーツ図書館はセットではなく、実際に存在する図書館で行われている。場所は、オックスフォード大学のボドリアン図書館の中でも最も古く歴史のあるハンフリー公爵図書館で、普段は一般人の立ち入りが固く禁じられている箇所もあるという図書館。図書館が設立されて400年以上経つが、撮影が許可されたのは「ハリー・ポッター」が初めてだった。
The Bodleian Library has featured in 3 Harry Potter films! Which university does this library belong to? Comment below. #SEOOnCampus2017 pic.twitter.com/zi3V4WJVqv
— SEO London (@SEOLondonInfo) October 4, 2017
J・K・ローリングに出演オファーがあった!
「ハリー・ポッター」の生みの親、J・K・ローリングは、劇中「みぞの鏡」が出てくるシーンで、ハリーの母親リリー役を演じないかとオファーされていた。しかし、彼女はそのオファーを断り、結果ジェラルディン・ソマーヴィルが演じることになった。
“The filmmakers did ask me to play Lily Potter in the Mirror of Erised scene in the first film, but I really am not cut out to be an actress, even one who just has to stand there and wave. I would have messed it up somehow.” – J.K. Rowling pic.twitter.com/3RN06TW9qx
— Harry Potter World (@PotterWorldUK) November 27, 2017
グレート・ホールに出てくる料理は全て本物!?
クリス・コロンバス監督は、「ハリー・ポッターと賢者の石」を撮影するにあたり、原作で描かれている饗宴を忠実に再現しようと心に決めていたとのこと。本物の料理を用意したのだが、撮影で使用するライトから高熱が発せられるため料理はすぐにダメになってしまい悪臭が漂うという悲惨な状態になってしまった。そのため、それ以降のシリーズでは、全て「本物っぽく見える」偽物の料理を使うようになった。
Harry Potter Fans Can Spend Valentine's Day at The Great Hall https://t.co/Xh3tugx6zy pic.twitter.com/AriaBf9uE7
— Apartment Therapy (@AptTherapy) January 3, 2018
ギルデロイ・ロックハートにあの人がキャスティングされていた!
残念な魔法使いとして知られるギルデロイ・ロックハートは最初、ヒュー・グラントがキャスティングされていた。しかしスケジュールがどうしても合わずに降板することに。ジュード・ロウが候補に挙がったものの「若すぎる」ということで断念。最終的にケネス・ブラナーがキャスティングされたのだった。
ダンス・シーンでハリーだけが上半身な理由は?
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のクリスマス・ダンスパーティのシーンで、ハリーは上半身しか映らない。キャストたちは、このシーンに備えて、ダンスステップの特訓を3週間受けていたのだが、登場シーンが多い主役のダニエルだけは時間がなく4日間しか特訓に参加できなかった。そのため、きちんとステップが踏めずに足が絡まってしまうことが多く、仕方なくハリーは上半身のアップをメインに撮影したのだった。
harry potter at the yule ball 😍 pic.twitter.com/LQMQUi840u
— nayli (@PixiesBandaids) February 23, 2017
ルーナ・ラブグッドのイヤリングの秘密
個性的なファッションスタイルがとても目立つ“不思議ちゃん”キャラクターのルーナ・ラブグッド。カラフルなビーズのイヤリングがブロンドのロングヘアに映えてとてもキュートだったが、実はこのイヤリングは、ルーナ役を演じたイヴァナ・リンチの手作りだった。
Evanna Lynch was Luna Lovegood in the Harry Potter movies. She likes to make jewelry. She made the radish earrings in Order of the Phoenix. pic.twitter.com/iddk0srnaE
— DIYArtWorks (@DIYArtWorks) December 18, 2016
2代目アルバス・ダンブルドアに混乱する人が続出
映画に関する秘話ではないが「ハリー・ポッター」に関するおもしろ話を一つ。ホグワーツ魔法魔術学校の校長で銀色の長い髭と髪が特徴のアルバス・ダンブルドア。映画シリーズの2作目まではリチャード・ハリスが演じていたが、彼は2002年10月にホジキンリンパ腫で死去。3作目からはマイケル・ガンボンが演じた。しかし、世間では「2代目はイアン・マッケランじゃなかった?」「ダンブルドアを演じていたのはイアンでしょ」と混乱している人が多いとのこと。というのもイアン・マッケランが「ロード・オブ・ザ・リング」で似たような外見のガンダルフ役を演じているから。そのため、イアンがダンブルドアだと勘違いしている人が多いとされている。
Ian McKellen reveló por qué rechazó interpretar a Dumbledore en Harry Potter https://t.co/4gJdJslfYK pic.twitter.com/b6nfuraLKq
— Sonar 105.3FM (@sonarfm) August 15, 2017