ディズニー・チャンネル史上初、同性愛をテーマにしたストーリーが放送

*注意:この記事には「アンディ・マック」シーズン2第1話のネタバレがあります。

 

米ディズニー・チャンネルで今年4月から放送されている人気青春コメディ「アンディ・マック(原題)/Andi Mack」シーズン2に、同チャンネル初となるゲイのキャラクターが登場したことが明らかになった。justjard Jr.など複数の米メディアが報じている。

米ディズニー・チャンネル初となるゲイ・キャラクターが登場したのは、10月27日に放送された「アンディ・マック」シーズン2第1話。シーズン1からレギュラー出演している13歳の少年キャラクターが、女友達に男の子を好きになってしまったことを明かし「自分はおかしいのではないか」と悩むというストーリー展開となっている。

シーズン2の第1話だが、「主人公アンディ(演:ペイトン・エリザベス・リー)がクラスメイトのジョナ(演:アッシャー・エンジェル)から告白される。それの様子をカメラを通して見ていた友人のサイラス(演:ジョシュア・ラッシュ)とバフィー(演:ソフィア・ワイリー)は喜ぶのだが、翌日、サイラスはカフェにバフィーを呼び出し“ジョナが好きだから複雑な気持ち”だとカミングアウトする」というもの。

サイラスは「2人こと、ハッピーなんだけど、ハッピーじゃないんだ」と言い、アンディが好きなことを明かす。バフィーは驚くが、「自分のこと変だと思う」と泣き出しそうな顔のサイラスの手を握り「変じゃないよ。みんなと同じだよ」としっかり目を見て伝える。

サイラスにはガールフレンドがおり、サイラスは自分の気持ちをどう彼女に伝えればよいのかについても悩むことになる。

米ディズニー・チャンネルの代理人は、「『アンディ・マック』はトゥイーン(8~12歳)が、自分はどんな人間なのかを見つける過程を描いた作品です。脚本家のテリー・ミンスキーやキャスト、そして番組関係者全員で、全ての視聴者にふさわしい内容に仕上げることを約束し、そして、多様性を受け入れ人間性に敬意を払うという力強いメッセージを届けられるようにと思っています」と説明している。